Strategy for Life

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サラリーマンのため投資、お得情報

サラリーマンのためのETF 仕組み、メリット、デメリット詳しく

ETFとは何か

ETFExchangeTradeFund)とは上場投資信託のこと。

投資信託は、投資家を募り、集まった資金で資産運用のプロが様々な金融商品をまとめて運用し、運用成果を投資家に分配する金融商品のことである。主に銀行や証券会社などで販売されており、これが一般的に投資信託と呼ばれているものである。

また投資信託には大きく「アクティブ投資信託」と「インデックス投資信託」に分けられる。

 

アクティブ投資信託とは積極的にリスクを取り平均以上の運用成果を目指す金融商品

インデックス投資信託とは様々な指数に連動した運用成果を目指す金融商品

 

ETFとはこのインデックス投資信託が株式市場に上場した金融商品である。

 

一般的な投資信託は株式市場に上場していない。

つまりETFと一般的な投資信託との違いは株式市場に上場しているかしていなのである。商品の中身にはほとんど変わりがない。

 

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 投資信託が上場しているのとしていないのは投資をする上で何が違うのかというと

取引価格の決まり方である。

 

非上場投資信託の取引価格は基準価額と呼ばれ、毎日株式市場が終わり、インデックス投資信託に組み込まれている株式の価格が決まった後、それに連動して決まる仕組みになっている。つまり基準価額は営業日ごとに算出され、その日にはその日の基準価額があり、その価額で買ったり、売ったりするということ。

ETFは個別株式と同じように株式市場が開いている間は取引価格が変動する。

 

 

例 3月12日に非上場投資信託を買う時

3月12日に非上場投資信託を買おうとして注文を出したとする。その時点ではいくらで買えたかわからない。株式市場が閉まり、3月12日の基準価額が決まりその価額で買うことになる。

 

例 3月12日に非上場投資信託を売る時

3月12日に非上場投資信託を売ろうとして注文を出したとする。その時点ではいくらで売れたかわからない。株式市場が閉まり、3月12日の基準価額が決まりその価額で売ることになる。

 

このような取引の流れになっているので、 非上場インデックス投資信託は市場が開いている間に株価が暴落した場合すぐに売ることができない。

 

 

ETFのメリット

株式の個別のリスクを減らせる

例えば、株を持っていた企業が粉飾決算を行ったとか、反社会的勢力と取引をしていたとか、労働基準を守っていなかったとか、財務諸表からは判断できない企業の株価が下がる要因がある。このリスクは個別銘柄に投資する場合は絶対に避けられない。ETFは多くの銘柄が組み込まれた商品なので、例え組み込まれている企業が個別リスクによって大きく株価を下げることがあっても、ほとんどETFの時価には影響されない。

 

 世界の市場に投資できる

外国株式に投資する際にETFは非常に役立つ。日本の企業だけでなく、外国の企業の株買ってリスクを分散させたい時どの株を買えばいいかなんて良くわからないという人も多いと思う。そんな時は海外ETFを買えばいいのだ。日本に留まらず、アメリカだって、中国だって世界の国々に投資できる。一つのETFで色々な国の株が合わさったETFもある。海外ETFは国内のネット証券でも買うことができる。

 

SBI証券で販売されているETFの一部を紹介する
iシェアーズ MSCI ACWI ETF  

MSCI全世界指数(ACWI)に連動する。新興国を含めた全世界48カ国の時価総額85%をカバーする。

バンガード 米国メガキャップ・グロースETF 

米国株式市場における投資可能企業、時価総額上位約70%のうち、グロース株をカバーする、CRSP US メガキャップ・グロース・インデックスに連動したパフォーマンスを目指す。

 

 このように世界規模の分散投資できたり、業種や市場を絞ったETFもあるので株式投資初心者には特におすすめ。

 

維持費用が低い

ETFインデックス投資信託より優れているのはかかる信託報酬という費用の少なさである。現在ではインデックス投資信託でもかかる手数料がかなり低いものもあるが、まだETFのほうが安い。数パーセントでも長期投資になると運用成果に影響してくる。

詳細については各証券会社のホームページを確認してほしい。

中身はほとんど同じなのにかかる費用が違ってくるのは、間に入っている業者の数がETFの方が少ないからである。

 

非上場投資信託・・運用会社、受託会社、販売会社

ETF・・・・・・・運用会社、受託会社

 

ETFは販売会社を通さないのでその分信託報酬が安くなる。

 

 

流動性が高い

上でも述べたようにETFは株式市場に上場している企業の株価と同じように常に変動している。今の値段が一目でわかるので、安心して売買できる。

 

ETFのデメリット

多くの利益を得ることが少ない

個別株の場合、企業努力や経営者の手腕によって企業の業績が上がり、株価も一気に上がることがある。しかし、ETFの場合は投資家の判断の良し悪しが反映されない。優れた経営者が経営する企業の株価が割安で放置されており、今がチャンスだと思っても、他の投資家を出し抜いて、大きな利益を狙うことができない。あくまでもその市場の平均を狙っていくのである。
 

市場リスクは変わらない

リーマンショックなどのどの銘柄の株価も一気下がるような事象の場合はもれなく連動して下がる。
長期期間に渡って投資を続けることができれば、こんなこともあるさと割りきれるかもしれないが、短期で投資をする商品としてはあまり向いてないかもしれない。
 
しかし、個別銘柄への投資はリスクがあり市場リスクはどの金融商品にもつきものなので、ETF固有のデメリットはないとも言える。それくらい優れた商品なのだ。

おすすめETF運用方法

ネット証券で運用

手数料が全く違うので必ずネット証券で運用したほうがいい。

SBI証券楽天証券マネックス証券あたりがおすすめ。

長期的に定期的に資金を投入する

lifecolor.hatenablog.com

 でも書いたが、資本主義経済のもとでは中長期的に企業が成長していくことは、歴史的事実に照らし合わせても比較的確実なこととして予言できる。発展市場の国があるならその国をカバーするETFを買うことで、その国の経済の発展の利益を享受することになる。

また、投資するタイミングを図ることはとても難しいことを理解しておかなければならない。世界中の機関投資家たちがしのぎを削り、投資のタイミングを図っている状況で圧倒的に情報で劣る個人投資家が勝てるわけがない。

株価は急に上がることもあるし、急に下がることもあるので、定期的に資金を投入していくことで取得単価が平均化され、市場の成長とともに利益を得ることができる。