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サラリーマンのため投資、お得情報

サラリーマンの投資戦略の考察 勉強編1~株式投資をする前にやらなければならないこと~

株式投資だけでは生きていけるわけがない

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本屋で「株で**億円儲ける方法」「一日1時間で**万儲ける方法」などの本をよく見かけるが、どれも一般的なサラリーマンにとっては現実離れしている。それらの方法で本当に儲けることができるのはほんの一部の強運な人たちだけだ。

 

投資では低リスク高リターンはありえない。そのような金融商品があったとしたら全部嘘だ。そんな商品を買ったあなたは間違いなく金融業者のカモにされている。 

 

金融業者は顧客が金融商品を売買する際発生する手数料で稼いでいる。顧客が金融商品を買って儲けようが損しようが関係ない。とにかく何度も売買してくれる顧客を探すのである。

損が出ても色々理由をつけて 、また新しい商品を買わせようとする。

証券会社の投資信託をよく見てほしい。どんだけ費用がかかることか。無知な人に、営業をかけて儲かりもしない商品を買わせるのである。

これをやれば必ず儲かるといったうたい文句の本や、インターネット広告を見たことだある人も多いのではないだろうか。

 

これはどの商品にも言えることだが、無知な人はいつも損をしてしまうのである

それに対抗するためには勉強するしかない。多くの本を読み、色んな人の話を聞き、色んな経験をすることで自分で考える力を身につけるしかない。

少しでもお金を増やしたい、儲けたいと思うなら自分で経済、株、社会のしくみを勉強するのが一番である。勉強することで、人ににだまされるリスクを減らせる。世の中でおいしい話はないと気づく。絶対に儲かるといった話はないと気づく。どういう人がどういう思惑でこの制度があるか、だれが得をするのか理解できる。世の中の頭のいい人は必ず勉強している。

自分で考え、行動すれば毎日のニュースがおもしろくなる。世界でどんなことが起きているのか、なぜそんなことが起きているのか勉強することで、毎日が有意義になる。

 

ロングターム・キャピタル・マネジメントというヘッジファンドをご存じだろうか?

 

運用チームにノーベル経済学賞受賞者らを集め作られたヘッジファンドである。

 

ロングターム・キャピタル・マネジメントは高度な金融工学理論を駆使して、数年間は優れた成績を残した。しかしアジア通貨危機やロシアの財政危機の結果起きた市場の変動により、大きな損失を出して破綻してしまうのである。

 

ノーベル経済賞を取るくらいなのだから相当頭がよく、経済にもとても精通しているのであろうが、そんな人たちが作った投資ファンドでも倒産し、株式市場から退場させられたのである。

 

しかし、反対に株式投資で大成功を収めている人もいる。

 

代表的な人物はウォーレン・バフェットである。彼は世界的にも有名な大富豪である。

現在はバークシャー・ハサウェイという企業の会長を務めている。

ちなみにバフェットが投資する基準として、事業の内容を理解できる、長期的に業績が良いことが予想される、経営者に能力がある、魅力的な価格である、という4つを挙げている。

 

こんな話をすると「そんな人でも失敗するのに、資産運用なんて私にできるわけがない。成功するのは特別な人だけだ。」という人もいると思う。

 

ロングターム・キャピタル・マネジメントバークシャー・ハサウェイの違いは何だったのだろうか。

 

それは株式投資にかけた時間である。ロングターム・キャピタル・マネジメントは短期的な投資で利益を得ようとしたのに対し、バークシャー・ハサウェイは長期的な投資で利益を得ている。短い期間での投資は莫大な利益をもたらすこともあるかもしれないが、長期的には平均を狙うインデックス投資に勝てないというデータがある。

 

個人投資家は投資をすることで大金持ちにはなれないかもしれないが、着実に資産を増やすことは可能だ。個人投資家にしかできないことがあるのでそれを含めサラリーマンができる現実的な投資戦略を紹介する。

 

 

まずサラリーマンが株式投資をする前に準備しなければならないものが3つある。

そもそも株式投資は余剰資金でやらなければならない。株式投資をするにも順序がある。

この順序を守らなければ、うまくいかないし、生活が破たんする可能性がある。

そのリスクをまずは抑えることで、気持ちに余裕をもって株式投資ができるのである。

節約をする

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まず自分の1か月の支出するお金を把握することから始めよう。

家賃、奨学金の返済、携帯代、定期代、その他必要なもの、すべての支出をノート書き出して、その中で削れる支出はないかひとつずつ検討してほしい。

主に削れる部分を紹介したい。

 

携帯

3大キャリアでなければいけない理由はあるだろうか、今格安スマホが進歩してほとんど遜色ない。なんとなく契約を更新してしまってはないだろうか。これだと携帯会社の思うつぼである。契約して終わりでなく、自分の契約した会社以外のサービスにも常に目を向け、どっちが自分に適しているか、このサービス必要なのかを考えてほしい。

ただ安いほうがいいというわけではなく、本当に必要かを自ら見極めてほしい。

 

 

保険

 若いうちから生命保険は必要なのであろうか。ぼくは結婚もしていない20代、30代は生命保険は必要ないと思う。他の保険も最低限でいいと思う。

保険は支える人ができたら検討すべきである。

 

 

 車が生活に欠かせない地方だと違い電車、バスなどのインフラが発達した都会では車はほとんど必要ない。必要な時にレンタカーで済ませればいい。

車を持つことでかかる費用とその費用対効果を考えてほしい。平日に通勤で電車を使い、休日に車を使うのだったらレンタカーのほうが金銭的には得である。

 

これらは投資を始めようとしている人は必ず見直してほしい。ただ何となく払っている支出に見つけ出し、そのお金を徹底的に削ってほしい。

 

手取りが月25万だとして月1万の節約ができれば、月4%の利益が出ているのと同じである。

月4%の利益が出る投資はものすごく優秀である。

 

格安スマホではだめ? その保険必要? 車本当に必要? 

 

誰にでもできて、確実な投資。それが節約である

 

 

生活防衛資金を貯める

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 世の中には多くのリスクがある。予想だにしないことが降りかかる。会社の倒産、リストラ、病気、事故、地震などなど数えだしたらきりがない。

このようなことは誰にでも起こりうる。そのような時のためにも生活していけるだけのお金を持っておかなければならない。現実的にお金がなければ生活が破たんする。

投資どころの話ではない。投資は必ず儲かるという話ではないので余裕資金でやるべきである。投資は気持ちに余裕を持って資産を、時間をかけて増やそうという意識でやらなければならない。決して短期で儲けにいこうという投資はプロの投資家でもほとんどうまくいっていない。

 

気持ちに余裕を持つためには生活防衛資金をためなければならない。あなたに守るべき家族がいるならなおさらである。

 

 

個人差はあるが生活水準を落とさず、生活していくことができることは

 

  • 未婚者 一か月の生活費15万 ✖ 24か月 = 360万
  • 既婚者 一か月の生活費20万 ✖ 24か月 = 480万 

 

くらいではないだろうか。

 

最低でもこの金額だけ手をつけずキャッシュとして残しておかなければならない。

 

 

 本業に集中する

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 仕事を持っている人は今の仕事にとことん打ち込むべきである。

今は副業に関する本がたくさん出ており、まるで本業をないがしろにして、副業をしなければならないと言わんばかりに煽ってくる本もあるがそれは間違っている。

 

少し前に話題になったピケティの『21世紀の資本』という本がある。

この本の中で出てくる

資本収益率(r)> 経済成長率(g)

という式がある。

 

rとは利潤、配当金、利息、貸出料などのように、資本から入ってくる収入のことである。そして、gは、給与所得である。

資産から得られる収入のほうが給料で得られる収入より大きいのでどんどん格差が広がっていくというのである。

この本は過去200年以上のデータを分析している。

資本収益率(r)は平均で年に5%程度であるが、経済成長率(g)は1%から2%の範囲で収まっているとのことだ。

 

このデータからもわかるように、給料(g)を資産(r)に移していくことが資産を増やすには効率がいいというのは歴史的に見ても正しいのである。とは言え、『そんな資産持ってないよ』という人が大半だと思うので、そのような人はまず資産(r)に移せるだけの給料(g)を得なければならない。

 

給料(g)を増やすにはどうすればいいのかと考えたときに何をすればいいのかというと、仕事に打ち込むことである。

 

仕事が周りの人よりでき、会社に認められ、出世すれば給料が増える。給料が増えない会社に勤めているなら、転職も検討すればいい。会社としても仕事ができる人は手放したくはないので給料を上げてくれるかもしれない。

昨今の新入社員の多くは出世を望まないらしい。むしろ向上心がある人にはチャンスである。

 

本業を持っている人は一日のうち働いている時間少なくとも8時間は働いているだろう。一日の3分の1を費やす仕事をないがしろにするのはもったいない。効率に時間を使うという意味でも目の前の仕事を全力を尽くし、会社から得られる給料を増やす努力すべきである。

 

人生の多くの時間を投資する仕事を全力で取り組み自分の価値あげることが効率的な投資ではなのである。